ご遺族の方へのお悔やみは、何より故人を失われた悲しみに対する慰めの言葉であるべきです。親しみのあまり、あれこれ尋ねて話し込む様子を見かけることもありますが、これは逆に悲しみを煽ってしまい、逆効果にもなりかねません。
また、ご挨拶は直接の弔問か電報でお伝えするようにしましょう。電話では忙しいご遺族の手を止めさせてしまったり、他の重要な連絡の支障となることも。どちらにせよ、余計な言葉を避け、真摯で実直な内容になるよう気をつけたいものですね。
弔辞とは、参列者を代表して述べる別れのご挨拶です。喪家より依頼された場合、お断りするのは礼儀に反します。弔電やご挨拶も同じですが、できるだけ大仰な表現を避け、真実味のある言葉を使うよう心がけましょう。
ただ、お悔やみや弔辞には不適切な「忌み言葉」も存在します。「返す返す」「重ねて」「たびたび」などの重ね言葉、縁起の悪い言葉、「死ぬ」「生きる」などの直接的な表現は避けるべき、とされています。
弔辞ともなると、ご遺族をはじめ故人のあらゆる関係の方が聞くわけですから、ある程度の緊張感を持って臨みましょう。最低限のマナーを守り心を込めて伝えれば、きっとご遺族の方や参列した他の方の心にも響くはず。大切なのは、何よりも「心」です。
よく利用されているのは、郵便局の電報サービスと、携帯からも利用できるNTTの電報サービス。弔電はご遺族宛に、遅くとも告別式の3時間前までに届くよう、手配しておきましょう。何らかの理由で通夜や葬儀に出席できないときは、礼儀としてできるだけ急いで送ってあげてください。